
民泊を始めるなら、貸しだす部屋の写真撮影はその後の収益・集客に繋がる大きな要素となる為、特に重要視すべきです。
部屋のコンセプトや設備などがどれだけ素晴らしくても、第一印象である部屋の写真がいまいちであれば、民泊ゲストの目には止まりません。
つまり、部屋の写真撮影が民泊運営のカギとも言えるのです。
技術やコツがわからない人が撮影した写真には限界があり、プロの写真とは差が出てくるもの。
スマホでもコツがわかれば綺麗に撮影できるし、一眼レフカメラを使っても、コツが分からなければ、いい写真は撮れません。
そこで今回は、部屋の写真撮影で差をつけるコツを紹介していきます。
1.民泊で写真の重要性
AirbnbやBooking.comといった主要OTAの画面をまずはご覧ください。

様々な条件を縛ることで、登録されている物件がたくさん出てきます。
この中から、ゲストは目に入った物件(リスティング)をクリックしていく訳です。
つまり、物件の「見た目」が何よりも重要ということになります。
全ての物件を一つずつクリックする可能性は非常に低いですからね。
その為、まずは第一印象となる部屋の写真がクオリティーの高い特徴のあるものにすべきなんです。
「あ、この部屋おもしろい!」
「この部屋おしゃれで泊まってみたい」
と、思わせることが大事で、その先でクリックされその他の写真や概要などをチェックされることに繋がるのです。
そこまで進んでようやく、泊まる部屋の候補に入る訳ですね。
それらのことからも、目を引く写真を載せることがどれだけ重要か分かって頂けたかと思います。
2.写真撮影のコツ 撮り方
民泊において部屋の写真がどれだけ重要か分かったところで、実際にどうやって写真撮影したらいいのか、その辺を詳しく解説していきます。
民泊の写真撮影で重要なポイントは全部で5つ!
1・自然の光を取り入れ日中に撮影

基本的に暗い写真より、明るい写真の方が綺麗に見えますよね。
それと同様で、日中でもカーテンを閉め切って撮影するのではなく、自然の光を部屋の中に取り入れることで、部屋の印象を全体的に明るくすることができます。
日中に自然光が室内に入るおすすめの時間帯としては、10時~14時頃となります。
沖縄の民泊の場合、強みとなるのが外の景色も取り入れることです。
海辺の部屋であれば、海が見える撮影を心掛けることで「リゾート感」のある素敵な部屋の写真が他と差をつけます。

ただ、気をつけておきたいのが雨の日。
雨の日などは太陽の日差しが遮られてしまうため、どうしても暗く写ってしまいますので、晴れた日を選び撮影するこが望ましいです。
写真編集のアプリやソフト(Photoshop)などがある方は、明るさを調整してみてもいいかもしれません。
2・部屋の隅から撮影して広く見せる

自然光などの明るさを確保できたら、実際に部屋を撮影します。
そこで重要になってくるのが、部屋の大きさを広く見せる撮影です。
部屋を最大限に広く見せる方法としてあるのが、部屋の隅から撮影する方法です。
それにより、部屋の広い範囲を撮影することができますので、立体感もあわせて出すことが可能となります。
角度を変え、何枚か撮ることでいい写真を厳選しましょう。
3・部屋の個性を出す小物を撮る

部屋の写真をある程度撮ったら、部屋の個性となる小物や雑貨、アクセントとなるカラーの写真も撮りましょう。
沖縄のアイテムを写真でアピールするのもおすすめです。
「おしゃれアイテム」を載せることでゲストに気に入ってもらえるかもしれません。
ただ、小物をごちゃごちゃと配置してもいけません。ただ小物を撮ればいいのではなく、ステージング(小物などの配置)を行い、わかりやすい写真を意識することがコツです。
また、アメニティーやリネンなど小物の写真も綺麗に撮影しましょう。
リスティングページにアメニティーなどは文字で記載しますが、文字より写真といった視覚でアピールすることが出来るためです。
4・部屋の写真は少しでも多く撮影

AirbnbやBooking.comをはじめとするOTAのリスティングページには、部屋の写真を数多く掲載することができます。
トップに掲載する写真が何よりも重要となりますが、その他写真で部屋のコンセプトやイメージなどを細かく伝えることができます。
また、綺麗に撮れたつもりでもPCなどの大きな画面で確認すると、微妙にピントが合っていない写真だった。などの事態が予測できますので、多くの写真を撮影しておきましょう。
室内の写真はもちろんですが、建物の外観や屋外、周辺エリアの写真もおさえておくことで部屋だけではなく、周辺環境のアピールも可能となります。
5・写真撮影で気をつけるべきポイント
民泊の写真撮影で重要なポイント5つ目は、注意すべき点を取り上げます。
・白一色の部屋は気をつけよう!

モダンで清潔感のある白い部屋はおすすめですが、写真にするとシンプルすぎて印象に残らない部屋になってしまいます。
そうなってしまうと集客に繋がらない為、差し色を入れたり、写真の構図も工夫が必要があります。
・写真の解像度

写真サイズも重要なポイントです。
画質が粗い写真だとスルーされてしまうのがほとんどです。
その為、最低1024X683ピクセル以上の写真を撮影しておくことをおすすめします。
・写真は横向きで撮ろう!

写真の向きにも気をつけるポイントがあり、カメラは横向きに構え撮影しましょう。
それには、OTAのサイト上で検索結果は横向きに写真が表示されるということを踏まえたことからきています。
縦向きの写真だと広い部屋も狭く見え、魅力も半減してしまうので写真撮影は横向きを徹底しましょう。
・清掃、片づけしてから撮影しよう!

部屋の構図も解像度もOK。しかし、部屋が汚れていては意味がありません。
埃や髪の毛などもしっかり掃除し、写真に写ってしまわないよう心がける必要があります。
カメラのレンズ越しでは細かい部分をチェックすることは困難な為、清掃はしっかり行ってから写真撮影をしましょう。
3.プロに頼もう!撮影代行も行っています。
以上が、民泊での写真撮影コツ5つです。
ここまでのポイントさえしっかり押さえることで、ゲストの目に留まる写真を撮影することができます。
ただ、
「写真撮影は苦手なんだよな~」
「写真のセンスがないので自信がない」
そのような写真撮影に関する悩みや自信がない方もいるかと思われます。
当社では、物件のステージングから写真撮影といった民泊運営に係るすべてのサポートを行っております。
民泊の撮影代行も行っておりますので、気軽にお問い合わせ下さい。